U-17W杯がインドネシアで開催されることが決定
2023年5月〜6月に開催予定であったU-20W杯・インドネシア大会が宗教上の問題や安全性確保の面から開催国変更(インドネシア→アルゼンチン)。
U-17W杯は2023年11月からペルーで開催予定であったが開催地変更→インドネシア開催となったと昨日にFIFAから発表された。
失意のどん底にあったインドネシアサッカーファン・サポーター達に大変嬉しいニュースとなった。
この発表を受け、インドネシアサッカーファン・関係者達は再びインドネシアが世界に羽ばたくチャンスが巡ってきたと大いに期待している。
昨年10月のカンジュルハン問題、今年のU-20開催国剥奪(過去記事「 U-20 W杯中止について 」)と、
このところあまり良いニュースのなかったインドネシアサッカー界だが新時代に向け大きな一歩を踏み出そうとしている。
エリック・トヒル会長率いるPSSI(インドネシアサッカー協会)はこの大会開催に向けしっかりと準備してきた。
同じ過ちを繰り返してはならないとたくさんの改革を行なってきた。
筆者はU-20開催地剥奪直前のインドネシア代表戦をスタジアムで生観戦(ジャワ島・パトリオットスタジアム)した際、エリック会長の涙する姿をいまだ鮮明に覚えている。
スタジアムからその足で空港→スイスへ向かったエリック会長。
結果は開催地剥奪・・・
あれから約3ヶ月が経ち、この決定を受け、インドネシアサッカー関係者は開催に向け準備を怠ってはならない。
国民・政府・行政・宗教、皆の理解・協力を得て開催準備をしなくてはならない。
遂にインドネシアサッカーが国際舞台に返り咲くチャンスが訪れたのだ。
準備期間は約4ヶ月。
是が非でも成功させなくてはならない。
改革を進めるエリック会長の手腕にインドネシア国民が期待している。