PIALA MENPOLA 準々決勝

4月12日、西ジャワ州・バンドンのジャル・ハルパットスタジアムにて、PIALA MENPOLA準々決勝(PSS Sleman VS Bali United)の試合が行われました。

両チームにサムライボーラーがサポートしている選手が所属している試合となりました。

⚫PSS Sleman
イルファン・バンディム選手
(インドネシア代表)
※怪我の為ベンチ入りせず

⚫Bali United
ステファーノ・リリパリ選手
(インドネシア代表)

試合は、一昨年度のリーグ王者Bali Unitedが序盤から主導権を握る展開。新加入のRIZKY PELLU選手を中盤に配置し試合をコントロール。

一方PSS Slemanは、外国人助っ人選手を中心にカウンターからゴールを狙う戦術。

両チーム共に決定期を迎えるも決め切れず・・・
前半を0−0で折り返す。

後半に入り更にポゼッションを高めるBali Unitedであったが、69分にアンディカ・ウィジャヤ選手が痛恨の一発レッドで退場処分となり、ブラジル人監督(ステファーノ・テコ監督)は大きな戦術変更を余儀なくされることとなる。

一方、ここまでカウンター主体であったユーゴスラビア人監督(Dejan Antonić)率いるPSS Slemanは数的優位になりポゼッションを高めゴールを狙うといった前半とは真逆の展開に・・・

残り20分を1人少ない状況で戦うこととなったBali Unitedは前線の選手を下げ、DFラインの安定を図る。
数的優位となったPSS Slemanは前線の選手を入れ替え攻撃を活性化させ、波状攻撃からゴールを狙う展開に。

このまま0−0でタイムアップとなりそうな展開の中、Bali Unitedは試合終了間際にPK戦を想定しGKを交替。PK戦に自信を持つレイマス選手を投入。

0−0でタイムアップを迎えた試合はPK戦で決着をつける形に。
先行のPSS Slemanが4人が決める中、Bali Unitedは3人目のディアス選手と4人目のパチェコ選手が外し、4−2でPSS Slemanが準決勝へ駒を進めた。