PSBS・ビアックVSバリユナイテッド

松永選手所属のビアック

松岡選手・南部選手所属のバリユナイテッドが激突

勝って首位をキープしたいバリ、ここで負けると一気に優勝争いから遠ざかってしまうビアック。
今季はビアックがバリ島ベースなこともあり、試合会場はバリのホームスタジアムである
イ・ワヤン・ディプタスタジアムでの開催となった。
松永選手と丸岡選手が先発メンバーに名を連ね、南部選手はベンチスタート。
前日にボルネオFC、ペルセバヤ・スラバヤが揃って勝ったため負ければ4位転落のバリ。
共に負けられない日本人対決がそこにはある。
怪我から復帰の松永選手は気合十分、前半から丸岡選手とバチバチの様相
一方、いつも通りのクールな丸岡選手
最初に見せ場を作ったのは丸岡選手
前半7分
角度の無い右から強烈なシュートを放つもキーパーの好セーブに阻まれる。
開始早々ヒヤッとしたビアックだが、力でねじ伏せるスタイルで試合を支配していく。
パプア出身のローカル選手のフィジカルは凄まじく、多少のミスもフィジカルにものをいわせボールを回収していく。
チームコンセプトにきっちり融合している松永選手も気持ちの入った激しいプレーでバリの攻撃の目を積んでいく。
一方のバリは丸岡選手を中心としたパスワーク主体のポゼッションサッカー
全く異なるスタイルを標榜するチームだけにどちらに軍配が上がるのか?
また、南部選手の登場で同時に3人の日本人選手がピッチで躍動するのか?
筆者も3人の侍の対決を楽しみながら応援したかったのだが・・・
ビアック主催のゲームだがディプタスタジアムでの開催のため
バリユナイテッドのVIP招待席でピーター会長と一緒に観戦していたので、なんとも難しい状況であったのは言うまでもない。
前半終了間際に良い位置でセットプレーのチャンスを得たビアック
美しい軌道のFKが直接ゴールに決まって先制に成功。
前半を1−0でビアックリードで折り返す。

後半に入っても
気合いの入ったプレーでチームメイトを鼓舞する松永選手。
洗練されたテクニックで違いを作る丸岡選手。
一進一退の攻防の中
左サイドを突破したビアックが逆サイドへのグラウンダーのクロス→これをゴール前に走り込んだ松永選手がフリーとなりシュートを放つもゴールキーパー・マリンガ選手の好セーブに阻まれる。
73分
遂に南部選手登場
同時に3人の侍が降り立ったピッチが熱くならないわけがない。
直後の74分にビアックが追加点を挙げ2−0とした。
しかしバリユナイテッドも丸岡選手・南部選手を中心に攻撃を展開。
相変わらず少ない出場時間の中でもきっちり自身の仕事をこなす南部選手。
二人を中心に幾度もビアックゴールに迫るが、最後まで集中力を切らさず試合を支配したビアックが得点差以上の完勝となった。
これにより4位に後退のバリ
9位に順位を上げたビアック
🎥https://www.instagram.com/samuraibola/reels/


ビアック・松永選手(先発フル出場)
バリ・丸岡選手(先発フル出場)
バリ・南部選手(73分IN)